Pizzana
Pizzanaは、データの「スライス」を活用して顧客とのつながりを構築。
Pizzanaの顧客は、イタリア料理だけでなくApple製品も愛しています。顧客の80%がAppleデバイスを使って自分たちの店を検索していることに気付いた同社は、マップ掲載情報を更新してメニューや特別オファーをアピールし、顧客行動に関するインサイトを収集。その結果、ポイントを絞ったマーケティング活動が可能になりました。
60%
Pizzanaの1号店は2017年、カリフォルニアにオープンしました。その使命はシンプル。スターシェフであるDaniele Uditi氏独自の「スロードウ(ゆっくり発酵させた生地)」製法を採用したピザを全米に広めることです。その後2024年までに、米国内に7店舗を展開し、熱心なファンを増やしていきました。そして、顧客の80%がPizzanaを検索するのにAppleデバイスを使用していることに気付いた同社は、Apple Business Connectを活用して、Appleのエコシステム全体、特にマップで、ポイントを絞ったマーケティング活動を行うことにしました。
「私たちは、Appleエコシステムの中でお客様全員にすばらしい体験を提供するよう注力しています。マップ上でプロモーションや新商品を常に紹介することを目標にしています」
Pizzanaは2024年、ケータリングのパッケージや最上級の食材など、特別なメニューやオファーを宣伝するだけでなく、立ち上げたばかりのロイヤルティプログラム「Cacio Club」をアピールするため、マップにショーケースを掲載する機能の利用を開始。全7店舗のショーケースを毎週更新したところ、Pizzanaアプリのダウンロード数増加につながりました。
2024年1月から9月にかけて、Pizzanaは150近くのショーケースを掲載し、インサイト機能を通じて顧客の行動をより詳しく把握。また、マップに用意されている多数のアクションボタンを活用し、顧客が場所カードから直接、予約やメニューの確認、ギフトカードの注文などを簡単に行えるようにしました。その結果、PizzanaのWebサイトにおけるユーザ1人あたりの平均エンゲージメント時間が60%増加しており、同社の最高執行責任者を務めるVineet Chaplot氏は「ただただ驚くばかり」と話しています。
Apple Business Connectによって、顧客がどのように自社の店舗を見つけたのか、どのようにインタラクションを行ったのかについて、重要なインサイトを得ることもできています。たとえばヒートマップで、顧客が総体としてどのように分布しているのかを把握することができます。
「そのデータは最終的に、事業を拡大していく中で今後どこに出店すべきかを判断するために利用することもできます。また、Apple Business Connectで得られるこのデータをほかの社内指標と組み合わせれば、マーケティング戦略を微調整することも可能です」とChaplot氏は言います。
データはお客様から提供されたものです。Appleは提供されたデータの収集や分析には関与していません。